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定福寺木造像聖徳太子立像(彫刻)

担当 : 教育委員会 / 掲載日 : 2012/03/14

定福寺木造像聖徳太子立像(彫刻)

像高117cm ヒノキ材、寄木造、彫眼の彩色像で、内刳りを施す。髪を角髪に結い(新補)その先の両肩から前膊にかかって体側腰部にまで垂下する垂髪を彫り出し、袍衣に袈裟を袒ぎ、右肩に横被をかけ、裙をつけて右手をまげて持物(欠失)を、左手はまげて柄香炉(新補)をとり、沓を履いて立つ童形像である。
 木寄せは、頭部を前後二材矧ぎとし、角髪は別材でつくって挿し込み、前後二材矧ぎの体部に挿首とする。
 体部背面には上下二ケ所に四角の蓋板をあてる。両肩先で縦材を矧ぎ、両手首から先は別材でつくって挿し込み(右新補)沓をはいた両足先も別材でつくって矧ぎ寄せる(左新補)。
 髪は墨、眉も墨で描き、目は墨でくまどりを施してその中に目玉を描き、唇に朱をさし、袈裟の環を金色とする他は剥落しているが、袈裟には大振りの花文のあとが点々と残る。
 顔は少年らしい面相を柔和に刻み、着衣は衣文を省略したあっさりしたものとなっているが、腹部から大腿部にかけての肉身の隆起を巧みに表現している。
衣文の表現は恐らく彩色によったものと思われる。四国では現在確認できる最古の太子像の彫像という。南北朝時代の作


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