担当 : 教育委員会 / 掲載日 : 2012/03/14
像高132.0cm ヒノキ材一木造
彫眼の古色像で内刳りを施す。肉髻珠白毫は刻まない。伏目の瞳には墨を入れ口唇に朱をさす。螺髪は細かくなっているのが特徴である。両手をまげて腹前に第一、二指を捻じ右手を前に組んだ弥陀 印を結び縵綱相(指の間に水かきがあること)を表し、右足を上にして結跏趺坐する。
光背は全高232.0cmで材質形状構造等は中尊に準ずるが二重円相部及び周緑部唐草文様などは浅肉彫とする
大正7年一部修理が行われているが台座はその時の新補である。